平原テツ ハイバイ 退団のお知らせ
この度、平原テツが2022年1月31日をもって、ハイバイ を退団いたしました。今までお世話になりました皆さまには心より感謝申し上げます。
今後とも平原テツとハイバイを、応援よろしくお願いいたします!
以下、平原と岩井よりコメントを記載させていただきます。
平原テツコメント
皆様、遅いですがあけましておめでとうございます。
2022年、一発目のコメントが退団の発表になってしまい申し訳ありません。
先に言っておきますが、ハイバイに不満があったとか、ハイバイのお金を横領したとか、岩井さんと血みどろの殴り合いしたとか、そういうのが理由ではないので安心して下さいw
言っちゃうと…40代のジジイになって考え方が変わってきたからですね。
一つ一つ何がどう変わったとか細かく説明するのは面倒なので絶対しないですけど、これからは自分のペースで色んな人達と色んな事楽しみながら生きていきたいなぁと思ったからです。
ウイイレの対戦相手だった俺を俳優としてここまで育ててくれた岩井さんにはマジで感謝しております。劇団員やスタッフの皆んなにも本当に支えられました。
とにかく皆んな本当にありがとう!!
今後とも平原テツ、ハイバイ共に応援のほどよろしくお願い申し上げます
平原テツ
岩井秀人コメント
あけましておめでとうございます。
これまでハイバイファンの皆様には、痛々しくも笑えて深く感じる作品をご提供して参りましたが、年明けの第一報についてもきっちりと「名物男の退団」というハイバイらしいニュースにて、ご挨拶に変えさせていただきます。
「福岡が産んだハイバイスター」(©筒井あや)と呼ばれて久しい平原テツは、「ヒッキー・カンクーントルネード」の母役から始まり、みなさまご存知の通り、「ポンポン」「ヒドミ」「ヒッキー・ソトニデテミターノ」「ある女」「て」「夫婦」「おとこたち」「夫婦」と、ほぼ全てのハイバイ作品をど真ん中で支え続けて参りました。ブスタンクなお母さん、人んちでおしっこ漏らす小学生、立ち回り中も常に顔面を客席に向け続ける大衆演劇の看板俳優など、彼にしか務められない役が大量にございました。旅公演中に安藤聖と共にどんどん太っていったことなども含めて、非常に楽しい思い出ばかりです。
基本的に僕は、俳優が劇団を抜けることは、必然的なことだと思っています。
何度か言ってきましたが、「俳優が一つの劇団にずっとい続けたいと思うこと自体が不自然」という思いからです。
去年、入団して一年で辞めた(笑)俳優もいましたが、それも「彼にとってのハイバイ、または演劇が、用を成した」という理由で、今回の平原テツについてもそれは同様で、やはり人はいつか何かから「卒業」するものなのです。
平原テツにとってのハイバイが用を成し終えた、ということだと思います。
そして彼も、次の用に向かって走り始めたのだと思います。常に客席に顔面を向けながら。
そして僕自身、ハイバイは続けますが、演劇自体の用は一度終えていて、次の用に向かってポツポツ歩いているところです。
平原くんは辞めるし、若葉も川面も出演断ってくるし、長友はなんだかどんどんいいやつになってくるし、鄭亜美はなんせ不思議すぎるし、何より主宰の岩井が新作を作る気がゼロだし、相変わらず訳わかんない劇団ですけど、今後とも何かしらよろしくお願いします。
岩井秀人