東京
東京芸術劇場 シアターイースト
2020年11月18日(水) - 24日(火)
- JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分
駅地下通路2b出口と直結
タイムテーブル
11月 | 18(水) | 19(木) | 20(金) | 21(土) | 22(日) | 23(月·祝) | 24(火) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
14:00 | ○ | ●★ | ● | ● | |||
18:00 | ●★ | ●☆ | ● | ||||
19:00 | ○ | ○ | ○ |
- ◯・・・前半割
- ★・・・映像収録あり
- ☆・・・アフタートーク
- * 上演時間は90分前後を予定しております。
- * 11月18日〜20日の回は前半割料金です。
- * 11月22日夜の回はアフタートーク付です。
- * 開場は開演の30分前、受付は60分前です。
- * 当日券は各回開演の60分前から受付開始いたします。詳しくはこちらをご確認ください。
- * 11月21日(土)14:00回、18:00回に映像収録が入り、後日有料配信予定です。
- * ゆったり席に学生券のご用意はございません。
- * 未就学児の入場はご遠慮ください。
- * 車椅子でご来場の方は事前にご連絡ください。
チケット料金
全席指定席 (税込/前売・当日一律)
座席表
■ 通常席(両隣にお客様のいる通常のお席)
- 一般(前半割)
- 3,500円
- 一般
- 4,000円
- 学生(要証明)
- 3,000円
■ ゆったり席(通常席より後方で両隣が空いたお席)
- 一般(前半割)
- 4,500円
- 一般
- 5,000円
チケット発売日・取り扱い
■ 一般発売
- 受付期間
- 10月31日(土)10:00〜
- ローソンチケット
- ローソン・ミニストップ店内(Loppi)でも購入可(Lコード:38141)
- チケットぴあ
- セブン-イレブン、チケットぴあ店舗でも直接販売
- 東京芸術劇場ボックスオフィス
- 0570-010-296(ナビダイヤル/休館日を除く10:00~19:00)
《 チケットご購入に際するお願い 》
- ・公演中止の場合を除き、お客様のご事情によるキャンセル・払戻にはご対応いたしかねます。チケットのご購入の際は、ご自身の体調や環境なども含め、ご判断いただきますようお願いいたします。
- ・チケットご購入時に登録されたお名前とご連絡先は、万が一ご来場者様などから感染者が確認された場合に、必要に応じて保健所等の公的機関に提供させていただく可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
《 お客様へのお願いと本公演の取り組みについて 》
ご来場前に必ずご一読ください。
東京芸術劇場の劇場ガイドラインも合わせてご確認ください。
推薦コメント
(五十音順)
内田慈
(俳優、2011年「投げられやすい石」出演)
初演は、今は無きゴールデン街劇場。タイトル表記は「投げられやす〜い石」だった。稽古が全部で10日くらい しかなかったけど、すんごい作品が立ち上がっていく衝撃を忘れられない。岩井さん演じる佐藤が本当に死んで しまいそうで怖かった。
加藤拓也(劇作家)
投げられやすい石が再び、と聞きある思い出が脳に甦りました。
松井さんと岩井さんの石の投げ方を真似して脳みそがおかしくなってしまった日の事です。
この日はある撮影で日が繋がっており、睡眠時間は2時間程度、30時間ぐらい働いていた日でした。そんな時にふと転がる石を見つけた俳優が、途端に例の投げ方の真似をしはじめました。ひとつ、ふたつと石を投げ続ける中、なんとその俳優の脳が本当に騙されはじめたんですね。どんどん投げる内にこいつは今後物を投げる時にこの投げ方しかできないんじゃないかと思う程に脳が騙されていてちょっと恐ろしかったんです。顔を見るともう右と左の区別がついていないのは一目瞭然です。よだれだって垂れている。でも特に脳が騙されてる顔のシーンは無くて騙された顔をやめて欲しかったんですが彼は止まることができずついに石を投げることはやめませんでした。
そんな思い出が甦るエモーショナルがあるのが僕にとっての投げられやすい石なのですが、なんと今回はアフタートークに呼んでいただき、しかもそのアフタートーク、観た人だけで喋る、という企画でして2つ驚きが重なっております。今のところ上のエピソードをまるっと喋ってしまいそうなので、生まれ変わった投げられやすい石をまたじっくり観ないとと思っています。楽しみだ〜。
平原テツ
(俳優、2011年「投げられやすい石」出演)
投げられやすい石は面白悲しさ爆発してて大好きな作品ですね。 稽古中は皆んなでプラモデルとか作ってて、殆ど稽古した覚えがないです(笑) 僕が普段から怖い人と勝手に位置付けられた恐ろしい作品でもありますが、観て本当に心震えるものなので是非観て欲しいです!!
藤原季節
(俳優)
去年、友人たちと家で「ハイバイ見ようぜ」ということになった。部屋を暗くしてTV画面で観たのが初めての ハイバイ。投げられやすい石。皆でケラケラ笑っていたけど、泣いているやつもいた。今でもあの時間が忘れら れない。忘れられなくてたまに石を投げていた。石を投げていたら再演の知らせが来た。 今度は劇場で『投げられやすい石』を見るんだ。きっと僕にとって大切な日になるだろう。
松井周
(劇作家・俳優、2011年「投げられやすい石」出演)
誰もが通る「青春」あたりの時期のことを思い出すたび、叫びたくなる。どうしてあんなに無防備に自意識を漏らしていたんだろうか?自分が特別な存在であると認めて欲しくて、その反対の反対の反対を狙ってダサいってかっこいいとも思ってなくて、むしろダサさにダサさを上乗りしてやるということで、坊主頭で吸血鬼のマントみたいなコートを着てたこともある。もう頭がこんがらがって苦しかった。で、そんな時期のことをまさか舞台でやるとは思わなかった。しかも岩井くん扮する、さらに輪をかけて自意識に焼かれ、火だるまになっている人物から少し距離を取る友達の役。その時たぶん僕はこう思っていた。「もっと油を注いでやる。お前だけじゃないんだぞ、自意識の炎に焼かれているのは」って。そんな残酷な気持ちにさせられる戯曲で呼吸が苦しかった。あれから十年経っても実はまだそこから自由になってないことに気付かされる。多少自意識をカモフラージュしながら生きていても、消えない。厄介だ。「一生、青春!」というようなスローガンは本当だった。まあ、でも自意識をごまかすことの面白さも知れたので、大人になって良かったなとは思う。コメントを考えていたら余計なことを色々考えてしまった。そのぐらいインパクトのある作品。