現代家族劇、日本代表!
ともいうべき作品『て』が
劇団20周年の節目に上演決定!
作家・岩井秀人の実の家族をモデルにしたこの作品は、
岩井の家族が過去の関係を清算しきれず、
お互いの分かり合えなさに沈んでいく様を壮絶に描いた、厚みある悲喜劇。
次男と母、二つの目線で同じ時間を繰り返す構造が、
「家族」という切っても切れないはずの関係を力づくでねじ切り、
その傷跡を我々に見せつける。
ハイバイ流の「笑うしかない」切実さと悲惨さのバランスは、この作品で形成された。
2008年の初演以来、再演を重ねるたびに当日券を求める観客が、
劇場前に列をなしてきた本作を、「完全版」としてキャストを一新。
ハイバイ初の本多劇場公演に加え、
富山オーバード・ホール、高知県立県民文化ホール、兵庫県立芸術文化センターでの
全国ツアーも決定し、20周年を祝する!
作・演出 岩井秀人
出演
大倉孝二伊勢佳世田村健太郎後藤剛範川上友里藤谷理子 板垣雄亮岡本昌也梅里アーツ乙木瓜広/岩井秀人小松和重
チケット発売日
※札幌東京共通
劇団先行〔先着〕
5.17金10:00 5.21火22:00
ローソンチケット先行〔先着〕
5.25土12:00 5.29水22:00
一般発売
6.1土10:00
NEWS
- 2024.08.21
- 2024.07.05
- 2024.09.22
ローソンチケット先行〔抽選〕発売中!
- 2024.09.22
サイトオープン!
前半回チケット 購入者限定特典!「ワレモロラジオ!」配信決定!
もっと聞きたい! ワレモロのおかわりトークラジオが配信決定!
終演後にもまだまだ「ワレワレのモロモロ」を楽しめる、とびっきりな特典です。
岩井と出演者達による、エピソードトークをお楽しみください。
特典内容
愉快な2つのトーク番組をお届けします。
- 【TALK1】納谷真大さん × 板垣雄亮さん × 岩井秀人
- 【TALK2】納谷真大さん × 足立信彦さん × 岩井秀人
- 特典対象:札幌・東京公演の「特典付き前半回」にご来場のお客様(詳しくは公演日程をご確認ください)
- 視聴媒体:オンライン上を予定。当日会場で「ラジオ視聴カード」をお渡しいたします。
東京
2025年12月19日〔木〕 29日〔日〕
本多劇場
東京都世田谷区北沢2丁目10−15小田急線「下北沢駅」東口、京王井の頭線「下北沢駅」京王中央口より徒歩約3分
チケット料金(税込・全席指定)
- 前売
- 一般6,500円
- 平日夜割6,000円
- 学生4,000円
- 平日夜割3,500円
- 学生…当日要学生証提示。
- 当日
- 一般7,000円
- 平日夜割6,500円
チケット発売日
ファンクラブ先行〔抽選〕
9.14〔土〕18:00 ~ 9.23〔月祝〕22:00
ローソンチケット先行〔抽選〕
9.20〔金〕 ~ 9.27〔金〕
プレイガイド先行
10.1〔火〕12:00 ~ 10.5〔土〕22:00
一般発売
10.13〔日〕10:00 ~
チケット取扱い
ローチケ先行〔先着〕
受付期間: 10月05日土12:00 ~ 10月12日土22:00
ぴあ先行〔先着〕
受付期間: 10月05日土12:00 ~ 10月12日土23:59
イープラス先行〔先着〕
受付期間: 10月05日土12:00 ~ 10月11日金18:00
一般発売
受付期間:10月13日火10:00 ~
お問い合わせ
- ハイバイ
- お問い合わせメール
富山
2025年
1月8日〔水〕18:30 開演
1月9日〔木〕13:00 開演
富山オーバード・ホール
中ホール
富山県富山市牛島町9−17 「富山駅」徒歩3分
チケット料金(税込・全席指定)
- 前売当日共
- 一般5,500円
- U253,000円
- U25・・・当日要身分証提示。公演当日の空席よりお席をご用意。
開演の1時間前よりU-25受付にて座席指定券とお引換ください。
アスネットカウンター、アスネットオンラインのみ取り扱い。
チケット発売日
ローソンチケット先行〔抽選〕
9.20〔金〕 ~ 9.27〔金〕
プレイガイド先行
10.1〔火〕12:00 ~ 10.5〔土〕22:00
一般発売
10.13〔日〕10:00 ~
お問い合わせ
- アスネットカウンター
- 076-445-5511 (10:00~18:00 月曜定休/月曜が祝日の場合、翌平日休み)
高知
2025年 1月18日〔土〕14:00 開演
高知県立県民文化ホール
グリーンホール
高知県高知市本町4丁目3−30 とさでん交通路面電車「高知駅前」<約5分>「はりまや橋」下車。
「鏡川橋、朝倉、いの方面行き」に乗り換え<約5分>「県庁前」下車 徒歩数分
チケット料金(税込・全席指定)
- 前売当日共
- 一般5,000円
- U252,500円
- U25・・・当日要身分証提示。ローソンチケットにて前売りのみ販売。
事前に座席が指定されない「当日引換券」。
当日券売場にて開場の1時間前より指定席券と引換。
その他詳しくは「高知県立県民文化ホールHP」をご覧ください。
チケット発売日
ローソンチケット先行〔抽選〕
9.24〔火〕 ~ 10.01〔火〕
一般発売
10.13〔日〕10:00 ~
チケット取扱
一般発売
受付期間:10月13日火10:00 ~
お問い合わせ
- 高知県立県民文化ホール
- 088-824-5321 (9:00-17:00)
兵庫
2025年
2月1日〔土〕14:00 開演
2月2日〔日〕14:00 開演
兵庫県立芸術文化センター
阪急 中ホール
兵庫県西宮市高松町2−220 阪急「西宮北口駅」南改札口スグ(連絡デッキで直結)
JR「西宮駅」より北東へ徒歩15分
チケット料金(税込・全席指定)
- 前売当日共
- 一般5,500円
- U252,500円
- U25・・・当日要身分証提示。
チケット発売日
兵庫県立芸術文化センター会員先行
10.12〔土〕
一般発売
10.19〔土〕
チケット取扱
兵庫県立芸術文化センター会員先行
受付期間: 10月12日土 ~
お問い合わせ
- 芸術文化センターチケットオフィス
- 0798-68-0255 (10~17時/月曜休み ※祝日の場合は翌日)
スタッフ
- ドラマターグ谷澤拓巳
- 音響中村嘉宏
- 照明株式会社ラセンス
- 舞台監督河内崇
- 衣裳イトウワカナ(intro)
- 記録写真〔東京公演〕平岩享
- 映像収録〔東京公演〕安達亨介
- 宣伝美術土谷朋子(citron works)
- WEB斎藤拓
- 票券〔札幌公演〕澤田未来
- 票券〔東京公演〕安達咲里村松里美(ローソンチケット)
- 制作〔札幌公演〕小島達子笠島麻衣
- 制作助手及川晴日林紗弥
- 制作後藤かおり
協力
アレイマジネイションジェイ.クリップtattシバイエンジン
- 企画・製作WAREハイバイ
推薦コメント
(五十音順)
池谷のぶえ(俳優)
「バイバイ「ワレワレのモロモロ」観劇。コロナ禍になってから観た演劇で一番笑ったかもしれない。人生で起こった「ヒデーめ」たちが、お空にキラキラと昇天していくような2時間ちょっとでした。「ああ、楽しかった」と、2022年7月9日にSNSで呟いています。2年前の私を楽しませてくれてありがとうございます。そして、バイバイではなくハイバイであることを、2年後のいま、謝罪します。
岡本昌也(劇作家・演出家・映画監督)
ワレワレの人生には、常にひっでーことが起こりうる。そして、ひっでーにもいくつかの種類がある。「誰が見てもひっでー」ものはまあ良いのだが、「俺だけがひっでー思いをさせられてる気がする」もの、時に「これは、ひっでーとしてもいいんでしょうか…?」と天に伺いを立てたくなるような、ひっでー加減があいまいなものもあって、これが特に困る。
自分としては、ひっでーことに違いはないのだが、もっとひっでー目にあってる人もきっといるだろう…とか考えはじめて、結果、そもそもひっでくなかったこととして処理し、傷だけをそっと抱えて生きている人も少なくないはずだ。そんな心に秘めたる「ひっでー」を、不安とともにぽつりぽつりと話してみると「ひっでー!笑」と大笑いしながら、また時に「ひっでー!怒」とキレながら聞いてくれるのが岩井秀人さん(ひっでーとさんだ!)であり、そんな岩井さんが『ワレワレのモロモロ』の考案者であることを、ワレワレ人類は誇ってよい。
そして、とにかく『ワレワレのモロモロ』を観るとよい。そしてウチウチでもやってみるとよい。そうすれば、ワレワレには人生で起こりうるモロモロのひっでーことに対抗する力が既に備わっていたことに気がつく。それは書く力であり、語る力であり、聞く力である。語り手のひらけた「ひっでー」が、聞き手の秘めたる「ひっでー」と邂逅し共振する時、それは意味とか意義を飛び越えて、笑いとなり涙となり、最後には「ひっでーことも、まるごと人生♪」と、他人だからこその元も子もない明るさで包んでくれるはずだ。
その元も子もなさのことを、優しさと呼びたい。
枡野浩一(歌人)
いわゆる「私語り」をよくないものとして捉える風潮に大反対だ。私語りのない、まるで客観的であるかのような書き方をした文章が信じられない(大昔に広告会社でコピーライターをしていたことがあり、そういう文を書けと言われたら書けるので、なおさら)。どんな人にも偏りがあり、人と人との営みは、その偏りを踏まえた上でしか成立しないはずなのだ。
『ワレワレのモロモロ』は、私語りというか、私小説というか、「私演劇」の試み。演じる人が出来事の当事者だったりすることの衝撃は、初めて観たときから薄らぐことがない。観客は自分の人生の中にも、『ワレワレのモロモロ』のように演劇化できるかもしれない出来事を必ず見つけるだろう。「このひどい出来事は演劇になるかもしれない」と考えるだけでも、人生をだいぶ面白がれるんじゃないだろうか。なお僕は職務質問によくあうので、その職質を再現する一人コントを、ピン芸人としてのネタのひとつにしています。